♪ シューベルトの子守歌 ♪


佐藤悦子 Blog -Sugar Garden-  より


皆さま、お元気ですか?


アルバム「こもりうた」曲紹介〜第4回目☆

これはCDのブックレットに書ききれなかったことを、

描かせていただこうというこころみですm(_ _)m


今日はシューベルトの子守歌です。

少年時代に亡くなったお母さんを想い、

書いた曲だそうです。


子供からの視点で書かれたもの。

そういう子守歌があるのかと

記述を読んで、

子守歌の幅の広さを感じました。


そしてこの子守歌の印象が

一気に変わりました。


通常はピアノで演奏されることが多いこの曲、

音を打鍵した後は、自然に減衰していきますが、

オルガンは自然には減衰しません。

パイプに空気が流れ続け、

音が鳴り続けます。


それにより、ピアノとオルガンでは

前奏後奏のメロディの聞こえ方が大きく変わったのですが、

私は鳴り続ける高音が

お母さんへの音のように聞こえてきて

心がぎゅーっとなりました。


シューベルトが意図したこととは

違ってしまったかもしれませんが、

和音や音の持つ意思を、

オルガンがより強く発してくれた気がしました。


もちろん、真由美さんが選んだ音色が素敵で

だからこそ、です☆


日本語詞は「星の王子様」の翻訳者、

内藤濯さんです。

1,2番を日本語で、

3番は原語のドイツ語の1番を歌いました。


母曰く、祖母も歌っていたとか。

ぎゅーっとなります☆彡

♫ こもりうた ♫

CD Album 『こもりうた』 ~歌とオルガンによる~