♪ 江戸の子守唄 ♪


佐藤悦子 Blog -Sugar Garden- より



皆さまお元気ですか?


アルバム「こもりうた」曲紹介〜第7回目☆

これはCDのブックレットに書ききれなかったことを、

描かせていただこうという企てですm(_ _)m


今日は江戸子守唄です。


私は当初、明るい音程で歌っていました。

長調・短調でいうと、長調です。

このような民謡では

陽音階・陰音階と分けられたりして、

それでいうと、陽音階です。


理由は、

七不思議的な、ちょっと怖い歌、

"ほんとうはこわいなんちゃら"

みたいな仕上がりに

したくなかったんです(^_^;)


どちらかというと郷愁のイメージにしたい、

と思い、明るく歌っていました。


がしかーし!

いろいろな方にお尋ねしたところ

明るい江戸子守唄は、あまり馴染みがない

とのこと(゚O゚)

珍しいね〜というご意見続々!


なので再検討しまして、

陰音階で歌うことにしました。


オルガンで伴奏をつけることも

出来なくはなかったのですが、

昔々から、常々、おそらく、

無伴奏のアカペラで歌われてきたであろうこの曲は、

アカペラで余白を持つことにしました。




この歌は全国的に歌い継がれており、

各地でいろいろなバリエーションがあるそうです。

日本子守唄協会さんによると、3000近くとか!

http://www.komoriuta.jp/ar/A05092802.html


歌詞には、

奉公に来て子守をしていた"守子"が、

里帰りする様子が出てきます。


赤ちゃんは間違いなくかわいい。

どの子もかわいい。

ただ、そばで見守る人の大変さ。

幸せなことだけれど

いっときだから、今しかないから

と言うけれど。

大変は大変。


昔の守子さん。

現代、一人で向き合う親御さん。

日本の今昔を思います☆彡


♫ こもりうた ♫

CD Album 『こもりうた』 ~歌とオルガンによる~